自己紹介

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沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。 


▶松田良孝(MATSUDA yoshitaka)

猫が好き。与那国島一周マラソン完走(24キロ、2019年)。埼玉県出身。十勝毎日新聞記者、八重山毎日新聞記者を経て、2016年6月からフリー。主な取材テーマは、八重山台湾関係、沖縄台湾関係。


■著作

八重山・沖縄と台湾

単著

  • 「八重山の台湾人」(やいま文庫 8)南山舎(2004年) 第25回沖縄タイムス出版文化賞受賞(中国語版『八重山的臺灣人』行人文化實驗室、台北、2012年)
  • 「台湾疎開」(やいま文庫 10)南山舎(2010年)この本の基となった八重山毎日新聞の連載企画は2010年の新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞。
  • 「与那国台湾往来記」(やいま文庫 14)南山舎(2013年)南山舎やいま文化大賞獲得作品の単行本化(中国語版『被國境撕裂的人們:與那國台灣往來記』聯經出版、台北、2017年)

共編著

  • 「石垣島で台湾を歩く」沖縄タイムス社(2012年)

小説

  • 『インターフォン』(タイムス文藝叢書1)沖縄タイムス社(2015年) 第40回新沖縄文学賞受賞作品