2024
09.24
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石垣島の土地公廟

4年間かけてようやく完成した石垣島福徳廟。
2024年9月17日、松田良孝撮影
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八重山に暮らす台湾系の人たちは、旧暦8月15日に「土地公祭」と呼ばれる神事を行うことをならわしとしているが、この土地公祭を行うための自前の空間がようやく仕上がったのである。工事は2020年に始まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限で、飾り付けを台湾から取り寄せる作業がストップし、完成まで4年を費やすことになった。
石垣島福徳廟は、土地公祭を行う空間として使われるだけでなく、観光でやってきた台湾の人が拝みにくる場所にもなっている。石垣島に住む台湾出身者のなかには、自宅で祀っていた関帝や媽祖を安置するケースもあり、台湾から導入された祭祀を支えるパブリックスペースへと変貌を遂げるかもしれない。


